OWNER VOICE


初めまして!MAUVE代表の加地 敬仁(カジ タカヒト) です

サロンのオープンまでの経緯や思い・オープン後から今日まで心境の変化や将来展望について書きますのでよかったら見ていってください


美容師になるまで〜アシスタント編

僕が美容師になろうと思ったのは中学生2年の時、親族や身内にも美容師はいなくてただ単に【スーツを着て毎日同じ仕事をするのは嫌だ、仕事をする時間が1番長いから1番楽しいことがいい】そんな思いから志ました。

名古屋の専門学校に行き、当時雑誌に出たいという思いから原宿にある有名店に運良く就職することができ上京しました。雑誌の仕事のお手伝いをさせてもらいながら感じたのはやっぱり目の前のお客様に喜んでもらうのが1番自分が求めていることなんじゃないか?と思い、お客様に喜んでもらえる技術を学びたく自分の練習に時間を割ける環境を求め名古屋のサロンに就職し直し再スタートを切りました。

昔から超がつくほどの不器用な僕は技術の習得には人の何倍も苦労しましたw

当時の僕は周りのせいにしまくりマンだったので思ったように進まず諦めかけた時もありましたが、自分の中で葛藤しながらも約4年間のアシスタント期間を経てなんとかデビューすることができました。


スタイリスト〜独立まで

スタイリストになって3ヶ月で店長を任されましたが自分の売り上げを上げたいと思う気持ちと店舗マネージメントの両立はなかなか難しく悩める日々の中、毎日がむしゃらに働いてましたがある時、自分が思う理想の働き方ではないのかなと思い、自分のやり方でどこまで通用するのか試したく独立を考えました。生まれた場所に何か残したい返したいと思い、お客さんがいない0からの再出発をすることにしました。


独立後〜今日まで

オープンから今日までは本当に一瞬の出来事のように感じます。スタッフも誰もいないところから何人か出入りをしましたがその都度、僕にとっては色々な経験や成長につながるきっかけをくれて今でも感謝しています。お客様も最初はほとんどいませんでしたが最近では予約が取れない日も多くなってきて毎日ありがたいと思いながら全力出して向き合っています。


今後のビジョン

サロンも4年が経ち改めてよく思うことがあります。僕らは【美容師であって表現を仕事にしている】

美容院の数は年々増え、本当に待遇のいいサロンも多くなりました。もちろんとても良いことです。美容師の仕事が評価されているということだと思うので^^

ただその反面でやりがいや本質が薄れていないか?という疑問があります。

僕は美容師の仕事を続けれるのは【髪型をデザインすることで喜んでくれる人がいる】これが1番じゃないかなと改めて思います。そこを自由に楽しめる空間や共有できる仲間を求めているんじゃなかったのかな。今、改めて本質を見つめ直す時だなと思います。

結果や評価として待遇が良くなるものであってこれが目的ではないかと。もちろんスタッフには良い生活をしてもらいたいです

でも1番は【デザインする楽しさ・人の役に立つ喜びを感じてもらいたい】

これはこの仕事でしか味わえないことなので

1つのことを続けたことがなかった僕が13年、諦めかけた時も悩んだ時も辞めずに来られたのもこれがあったからで今も尚、より上手くなりたいと思える原動力になっています。

今までたくさんの先輩が僕にしてくれたように僕が今度は全力で返していきます。

形には残らないことかもしれないけど絶対に一生の宝になります。


今後の展開の根底になるのは

【デザインする楽しさ・新しい働き方/やりがい・本質】にフォーカスして

ビジネスマインドだけではなく、シンプルにみんながワクワクするか

僕らがやるべきことかを考えながら進んでいきます

その先に関わる方たちと幸せを作っていければと思っています


長くなりましたが他でできない経験や体験がある場所に成長していきますので

ご興味のある方はぜひ一度お話だけでも聞きにいらしてください!